最近の病院 その22007/09/20 23:00:51

診察室に入ると、先生と助手の2人がいました。

問診表も書いているので、簡単な質問と患部の確認だけすると、
レントゲンを撮ることに。

ここまでの所要時間は、診察室入ってわずか2、3分だ。

カルテと診察カードを持って、画像診断のDブロックへ移動。
診察カードを差し込む機械があり、これでレントゲン予約が完了。
ここでもレントゲンの待ち番号がモニターに表示されるという仕組み。
(今日の画像が画像診断Dブロックのもの)
ほとんど人と会話することが無いです。

レントゲンを撮るのも5分程度で終了。
画像は即座に診察担当の先生へデータ転送される仕組み。
昔は、レントゲン写真ができるまで待って、
封筒に入ったレントゲン写真を持って移動してたけど、
さすがにこのあたりはスピーディーだな。

Aブロックへ戻ると、すぐに助手の人に呼ばれて、
レントゲン写真みながら先生と話す。
結局、レントゲンだけではわからないため、
超音波(エコー)検査を行う。
この検査も時間にしたら5分程度で、
画像で患部の確認ができた。

しかし結局、これらの検査でも判断はつかず、
MRI検査をすることに。
このMRI検査の予約も先生のPCから行える仕組みで、
日付けと時間を決めると
その場で検査案内書がプリントアウトされる。

個人的にはとっとと組織検査や細胞検査をしてもらいたいので、
それを聞いてみたら、MRI検査をやってからと言われた。
ま、全部の検査すれば儲かるからな。

ここまでの所要時間が約20分
つまり、20分刻みの予約でちょうど良いように診察が完了。
にしても、今回の診察では、

先生、特に何かしたっけ?

最後は、会計のところで診察カードを渡すと、
データを打ち込んでくれて(お金が絡むところはがやるんだな)、
自動精算機に診察カードを入れて支払うようになってます。
ATMがその横に置いてあるあたりもぬかりが無い

なんとも近代的な病院なわけだが、
この徹底した自動化は、
老人や子供には厳しくないだろうか。

現に、この病院で老人や子供の姿をあまり見かけなかった。
というか、完全予約制の効果なのか、
待ってる人とか全体的に年齢関係なく人が少ない。

今回院内で画像を撮ってますが、周りに人が全くいない状態で、
画像を撮る間のみ携帯ONにしました。
それくらい、人がいません。
でも、はやってない病院というわけでなく、
MRI検査の予約も10月までいっぱいだった。

まったくもって人と接する機会が少なく、
ただでさえ冷たいイメージの病院なのに、
さらに輪をかけて温かみが全く無い。
病気やケガの人って、
なんとなく精神的に落ち込んでいる人が多いわけなんで、
なんかもう少し温かみがあるようにはならんものかな。

これだけ自動化された院内で診察を受けてると、
だんだん自分がロボットかサイボーグに思えてきます。
脳ミソ意外は全部機械化しても問題ないと思っている、
星野鉄郎なみにサイバーな考えの自分みたいな人には、
ピッタリの病院です。

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