東電の対応と原発事故が人災の可能性2011/03/15 01:25:52

福島原発10基の耐震安全性の総点検等を求める申し入れ
被災者の皆様には、心からお見舞い申し上げます。
また、身内や知人を亡くされた皆様には、心よりお悔やみ申し上げます。

私は心ばかりの義援金を寄付することくらいしかできませんが、
この未曾有の危機をみんなの力を合わせて乗り切りましょう。

さて、そんな状況の中、タイトルにもある東電の対応について。
ツイッターの方では何度かツイートしましたが、
あまりにも酷過ぎる。

TVを使っての記者会見でいったい誰に向かって説明しているのか?
というか説明になってなくてただ資料読んでるだけ。
しかも「資料の○ページに書いてあるように」とか
(TV視聴者は資料もらってないんですが)、
専門用語や数値を並び立て、わざとかと思えるほどのわかりづらさ。
どれくらい危険で、どう対応すれば良いか、もっとシンプルに
説明して頂きたいものです。

最初の爆発が防げなかった時点で、
他も同じような事になるのではないかと心配になりました。
なぜなら原発に携わる賢い方々は対策方法を十分にわかっているはずで
にもかかわらず、冷却失敗して水素爆発させてしまったから。
つまり、「どうにもならない事態」とか起きてるんではないかと。
予想通りといいますか、現時点では見事4機とも何らかトラブルを
抱えた危険な状態に陥ってしまいました。

で、素人の自分でも予想できたのに、あまりにも後手後手で
二転三転する東電の情報を聞いていると、
非常に気になるわけです。

これって、本当に地震や津波のせいなん?
と。

そしたら、なんだか気になるものが出てきました。

情報ソースは、日本共産党の福島県議団の
政策・提案・見解の2007年7月24日の申し入れ
(リンク先見られないかもしれないので上の画像はその抜粋。
「4」の項目の内容がまさに今回の事故そのものな内容)

このページが本当に当時からあったのか知る由もないですし、
実際に申し入れが行われたのか、またこれに対して
東電が何らか対応したのかといったところは知りません。

ただもしこれが本当に当時から指摘があったもので、
それに対して東電が何もしていなかったとするなら、
今回の原発事故は人災の可能性もあるのではないかと
思いました。

推測でモノを言っても仕方ないことなのは承知の上ですが、
あまりにも東電の対応がひどいので、叫びたくなった次第です。

これ以上、放射線による被害が広がらないことを願います。

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