飼い主探し隊 譲渡会 ― 2011/02/27 21:11:45
最近イギリスやドイツのペット事情に関して、
アニマルプラネットを見たり、ネットから情報を得て、
非常に興味が湧いた。
特にドイツの殺処分が0であるところは一番の驚きで、
早急に日本はそこから何らか学び取り、手を打つ必要があると感じた。
日本は犬猫合わせて年間30万頭以上、
つまり約2分に1匹を殺処分しているのが現状だからね。
それから、保護施設の里親制度を利用して飼い始めることが多いと
いうところは、ペットショップのある日本ではなかなか考えにくい。
そこで、各務原で行われた、
の犬猫譲渡会へ行ってきました。
もちろんお目当てのモフモフ猫もいたわけですが。
ドイツやイギリスでのペット事情を知ってしまうと、
日本のペットというイメージと比較すると、極端に言えば、
ドイツやイギリス 「ペット=家族(人と同じ命ある生き物)」
日本 「ペット=趣味・玩具(モノ)」
というくらい差があるように感じてしまう。
これはもちろん全て人のがという意味でなく、比較した時のイメージです。
イギリスでは犬を飼う為に審査があります。
飼い主の事前調査(どれくらい家にいる時間があるかとか、
これまでにどんなペットを飼ったとか)、家族の面接、家の広さ、
経済力など、非常に厳しい審査を通らなければ飼えない。
送り出す側も受け側も真剣に生き物を飼うことに向き合ってると
感じました。
今回行ってきた譲渡会でも、譲渡までには段階がありました。
下の画像クリックで拡大↓
ペットらが幸せな生涯を送れる環境でなければ、
安心して送り出せないだろうから当たり前と言えば当たり前だが、
日本のペットショップではこんなことしてないよなぁ。
自分は極端な動物愛護とかってわけではないんやけど
・大きくなったら可愛くなくなった
・もう流行ってない種類
・引っ越す
・頭が悪い、言う事を効かない(飼い主の躾の問題)
・もう流行ってない種類
・引っ越す
・頭が悪い、言う事を効かない(飼い主の躾の問題)
といった、身勝手な飼い主の理由により、
捨てられたり、保健所に持ち込まれたりするのはどうにも許し難い。
今更日本のペット事情では何ともならないともよく言われますが、
文化の違いや歴史の違い、現在の日本の状況がどうだからってことでは、
では到底片付けられない、日本の抱える重大な問題の1つと思います。
今回、お目当ての「ひじき」は残念ながらいませんでしたが、
今日すぐにできることとして、心ばかりの募金をさせていただきました。
あとはブログに里親探しのリンクを貼るくらいしか協力できないですが、
これからも少しずつこういった活動には協力していこうと思います。
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