去年のブログの「片腕マシンガール」のところでも書いた、
http://yakopu.asablo.jp/blog/2008/09/10/3755023

「シネマスコーレ」 に久々に映画をみにいった。
http://www.cinemaskhole.co.jp/cinema/html/home.htm

「シネマスコーレ」では「ニッチフィルム」と称した、
”一般映画で物足りない人向けの特別な映画”を上映していて、
3/28～4/3の１週間は、

「GROTESQUE（グロテスク） UNRATED VERSION」
http://www.grotesque-movie.jp/

を上映しています。

東京、愛知、岐阜の１館ずつのたった３館での
超ピンポイント上映というのもニッチな感じです。
なぜか東海地区に２館というのが不思議ですが・・・

ニッチフィルムは、会員になっていれば、なんと1000円で見られる！
これは映画好きにはうれしいところ。

この「グロテスク」という映画は、
現代版「ギニーピッグ」とも紹介されていたので、
エログロスプラッタスラッシャーホラー系映画が大好きな私は、
とりあえずいっとくかーということで、みてきました。

※以下、多少ネタバレ的な内容あり


公式サイトに、
　●とてつもなく残虐映画です。
　●嘔吐覚悟でご覧ください。
　●モラルはお捨てください。
などの「要注意事項」が掲げられていたが、
結論から言えば、そこまでの内容ではなかった。

どのシーンにおいてもこれまでに見た映画の
残虐描写の範囲内、むしろおとなしめでガッカリでした。

更に言えば、オリジナル「ギニーピッグ」ほどの潔さがなく、
蛇足的な部分も多いのもマイナス。

特に前半部分の
「AVかよッ！」
とツッコミをいれたくなるシーンにはガッカリした。
　●カップルではご覧になられないでください
　●２０歳未満の方のご入場は固くお断りします
というのは、このための要注意事項と思われる。

物凄く必然性の無い放送禁止用語を発するシーンも
なんだかなーと思ってしまった。

とはいえ、やはりこの映画を
ショッピングセンターのシネコンで上映することはできないわけで、
「ニッチ フィルム」と呼ぶにはふさわしい映画だと思う。